充実した進学サポート

1.進学相談

学生が入学した時点で、最初に行うのは進学先の調査です。学生一人一人が希望する進学先を詳しく聞き取っていきます。その上で、文系か理系か、さらには大学院、大学、専門学校等、どこへ進学するのが最もよいのかを決定し、指導を行っていきます。
在学中も担任教師、進学担当者が学生と面談を繰り返し、学生の希望に合った学校へ進学できるよう、力を尽くします。進学指導部は、過去のデータと最新情報を把握しており、進学先によってTOEFLやTOEICの成績が必要かどうか、JLPT、EJUのスコア何点以上が必要か等を調べ、様々な進学情報を学生に提供します。最新の傾向を基にした面接対策や小論文指導、大学院進学を希望する学生のための研究計画書の指導なども致します。また、過去の試験や面接の模擬も行います。
進学指導チームの中には、東京大学博士課程修了した先生をはじめ、博士課程在学中の先生も多いので、大学院進学にも十分対応できます。

2.学校開発した独自の教材

当校は進学するための学生のために、学校独自の教材やレジメを用意しております。
「初級日本語単語集(中国語訳付き)」、「初中級日本語単語集(中国語訳付き)」、「中級日本語単語集(中国語訳付き)」
「JLPT文法対策 N1(中国語訳付き)」、「JLPT文法対策 N2(中国語訳付き)」、「JLPT文法対策 N3(中国語訳付き)」 「JLPT文法対策 N4、N5(中国語訳付き)」
「EJU日本語対策 読解」 「合格するための小論文対策」「他人と差がつく志望理由書の書き方」
「文系 総合科目 経済」「文系 総合科目 歴史」 「文系 総合科目 地理」 「文系 総合科目 社会」「文系 総合科目 重要用語」

3.大学進学指導

対象者:外国において12 年以上の学校教育過程を修了した者、日本の大学へ進学希望がある者。
基礎的な日本語学習以外に、大学入試のために必要な項目を勉強します。
1.文系:数学Ⅰ、文系総合科目、小論文
2.理系:数学Ⅱ、理系科目、小論文
3.TOFEL,TOEIC授業
4.大学構内試験、面接の指導

4.大学院進学指導

対象者:外国で大学を卒業した者、日本の大学院へ進学希望がある者。
基礎的な日本語学習以外に、大学院入試のために必要な項目を勉強します。
1.TOFEL,TOEIC授業、
2.論文を読む実力を育てるトレーニング
3.「大学院入試 小論文の書き方」を受講、進学指導担任による研究計画書の指導
4.大学院入試情報説明会
5.大学院の面接指導

5.美大進学コース

対象者:①外国において12 年以上学校教育過程を修了した者、日本の大学へ進学希望がある者。②外国に大学を卒業した者、日本の大学院へ進学希望がある者。
1.基礎コースからスタート、初級クラスの学生には日本語のサポートがありますので、安心して勉強できます。
2.デッサン、色彩等の専門知識はそれぞれ専門の教師が担当します。
3.小論文・志望理由書は専門講座があり、受講後、宿題の添削により合格レベルに達することができます。
4.模擬面接を通じて大学教授とコミュニケーションが取れるようになります。
5.デザイン、デッサン、ポートフォリオ等特別講義や各美術大学の進学説明会も積極的に行う。

6.専門学校進学指導

日本全国の専門学校は約2800校、東京都は347校ぐらいあります。毎年約27万人の学生が専門学校に入学しています。専門的な知識が学べる専門学校へ進学したい留学生に対して本校は充実したサポート体制があります。専門的な技術を学んだ後、日本での就職も有利です。本校は学生の条件、希望に合わせ、専門学校を紹介しています。また全国で50カ所以上の専門学校と提携し、推薦入学もできます。

7.受験対策特別講座

定期的に受験対策特別講座を行う
1.「他人と差をつく志望理由書の書き方」
2.「大学受験合格するための小論文講座(添削付き)」
3.「大学院入試 小論文の書き方(添削付き)」
4.「受かる面接マニュアル」

8.名門大学キャンパスツアー

大学を知るには実際に学校を見るのが一番です。本校は大学の雰囲気を体験するためにキャンパスツアーを行っています。

9.会話サロン

あみ先生を中心に定期的に会話サロンを開催。各回にはテーマが設けられ、日本の大学生、大学院生、社会人と、母国の文化、大学生活、就職先の会社情報などについて話し合います。また、一緒に日本の和菓子、中国の餃子等を作ったりしながら、交流を行います。つまり、ふれあいの場、話し合いの場、発表の場にもなります。留学生にとっては会話の練習、日本文化の理解、進学、就職情報の収集に役立ちます。

他人と差をつける志望理由書の必要条件:

1.志望理由を具体的に書くこと、目的は読み手に共感を覚えさせること。
2.大学で学びたいことと自分がその学ぶに適した能力と適性を持ち合わせていること。
3.入学目的が、その志望大学・学部でなければいけないという明確な理由。
4.入学後も、生涯にわたって学びたいという意欲。

入学願書と志望理由書の作成手順:

1.願書をできるだけ早く入手する。
2.TMJ志望理由書作成講座を受講する。
3.ワークシート作成と下書き。
4.進学指導担当者に添削してもらう。
5.清書して提出する。
東京都市日本語学校では進学指導先生による志望理由書作成講座を用意しております。進学希望者は是非ご利用ください。

面接試験対策:

1.身だしなみを忘れずに!服装や身だしなみの印象で減点されてしまう。
2.入退室は繰り返し練習する。
3.よく聞かれる問題を自分なりの回答を事前に用意する。
4.日頃の言葉遣いを指導する。
5.ゆっくり、きちんと話す練習をする。
6.志望理由書に沿った回答を練習する。

 東京都市日本語学校では進学指導先生による大学受験面接模擬講座を用意しております。進学希望者は是非ご利用ください。

受かる小論文講座:

東京都市日本語学校は進学希望者に「小論文基本講座」を用意しております。本講座は東京大学博士、千葉大学博士課程の教師が担当します。合計12の講座を受講後、全員が合格できる小論文を書けるようになるのが目標です。是非ご参加ください。
1.小論文の基本、減点ルールを知る。
2.自分の立場を決め、論点について賛成か否定かをはっきりさせる。
3.書き言葉を使用する。話し言葉は幼稚と思われるため。
4.時間配分はあらかじめ決めておく。
5.一度決めた結論は途中で変えてはいけない。
6.段落は論理が区切れるところで分ける。
7.困った課題文の対処法を覚える。
8.制限字数に足りない時、字数を増やすテクニックを身につける。
9.過去問の模範解答を勉強する。
10.添削を受けて自分の弱点を知る。
11.模擬テーマ練習(1)、(2)
12.模擬テーマ練習(3)、(4)

進学に役立つ情報:

日本国内には768ぐらいの大学があり、その中に私立大が約8 割です。国立大と公立大はほぼ同じ割合で、それぞれ約1 割に過ぎません。圧倒的に私立大の数が多いのです。2018年のデータによると国立大は82校 、公立大は90校 、私立大は589 校です。
文系学部の中にもっとも多いのは「経営学・経営情報学・商学・会計学」分野で、次いで学べる学科数が多いのは「社会学・観光学・メディア学」分野です。理系では、いまや生活に欠かせないコンピュータ、ネットワークに関連するさまざまな技術を学ぶ「情報工学」分野、そして、資格取得率が高く、将来に直結する医療系のなかから、「医療・保健学」分野と「看護学」分野が上位に入りました。

大学案内・大学リンク

日本の大学入学から卒業までの入学金及び授業料の合計

   国立大学 私立大学
文系 約2,420,000円 約3,960,000円
理系 約2,420,000円 約5,400,000円
医学部 3,490,000円 23,370,000円

入学費用、施設設備費に違いがあり、私立は国立より高くなる傾向にあります。